離婚後のドロ沼劇

離婚後のドロ沼劇

私の幼なじみの話です。

7年前に離婚が成立しました。

原因は、事実は分からずじまいですが、旦那さんの浮気の疑惑から歯車が狂ってしまったことです。

結婚数年後、旦那さんの会社が倒産して失業し、旦那は仕事を探す傍ら、夜だけアルバイトでキャバクラのポン引きをしていましたが、そこそこの成績をあげ、1年後にはそのキャバクラの店長にまでなりました。

ですが、そこから昼夜逆転し、すれ違いの生活。

当時、幼稚園児だった子供もいましたが、家計を支えるため彼女は、昼間はクリーニング店でアルバイト、夜はラブホのベッドメイキング、週末はコンパニオンのバイトをしていました。

結局、結婚生活は苦労続きで、すれ違い生活に追い打ちをかけるように、浮気疑惑が生じ、喧嘩の絶えない毎日に耐え切れず、離婚に至りました。

大した財産もありませんでしたが、二人の間には子供もいたので、行政書士に間に入ってもらい、離婚協議書を作成しました。

親権は調停でもめましたが、彼女には経済力もなく、結局旦那さんが親権を持ち、彼女には月一回の面接権を許可することで合意されました。

離婚協議書には、面接権の頻度、日程、経済力の問題もあり養育費はなし、家は旦那さんがそのまま住み、彼女が出ていくという内容でした。

ですが、数年後、彼女の再婚が決まった途端、子供の教育に悪いと、その元旦那が面接権を拒絶するようになり、連絡さえ取らせてもらえなくなりました。

幸い、調停証書も、離婚協議書も交わしているので、再婚したからという理由だけで、一方的に面接権を拒否している元旦那の言い分は全く筋が通りません。

家裁からも、履行勧告をしてもらったりましたが、頑として譲らず、全く無視しているようです。

結局、間接強制の申し立てをすることになりました。

今後、裁判になっても、離婚協議書などできちんと証拠も残してあるので、元旦那には勝ち目はないと思いますが、離婚して7年たった今になって、更にドロ沼化して、彼女からよく相談を受けます。

もし、離婚の時に、離婚協議書などを作成していなかったら、彼女は今頃、彼の一方的な拒絶に、反論も申し立てもできていなかったと思います。

今、対等の立場で堂々と戦えるのは、離婚後にきちんと形を残していたからだと思います。

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