見直した方がいい保険

あなたは老後の収入をどのようにするか、計画を立てておられますか?現在、「超」がつくほどの高齢社会となっている我が国において、公的年金制度だけに頼っていては将来が非常に心許ないと思いませんか?サラリーマンの方は、退職後の退職金を目当てにされているかと思いますが、近年それも信用できなくなってきました。その上、公的年金も果たしてどうなるのか見当がつかない現状において、何も対応策をとらずにこのまま老後を迎えるのはあまりにも危険です。
そこで、注目を集めているのが、「個人年金保険」という商品です。ここではこの「個人年金保険」について述べてみましょう。
まず、名称からですが、これは「保険」という名前がついているものの、実質的には貯蓄のようなものです。それもあまりうまみのない、ローリスクローリターンの保険なのです。つまり、死亡時には、せいぜい払い込んだ分だけしか戻ってこないことが多いのです。
中には、加入時に一時金としてまとまったお金を支払っておけば、運用によっては元本よりも多めにもらうことが可能な商品もあります。もらえる額が最初から決まっているものを「定額型」、運用によって額が変動する可能性があるの「変額型」といいます。前者は特にもうけは考えないというタイプですので、毎月引き落としのように少しずつ積み立てられていくスタイルです。一方、後者の方は最初にまとまったお金が必要ですので、一括で一定額を先に支払った後、場合によっては追加投資で毎月少しずつ増やしていくような商品もあります。しかしいずれにしてもそれほど大きなうまみがあるとはいえません。
ところが最近、注目を集めているのが、変額型でしかも「外貨建て」の個人年金保険です。たとえばアメリカドル建てものやオーストラリアドル建てのものは、円建てものに比べ、利回りが非常に大きいことで知られています。特にこれは日本円が外貨に対して超円高であるときにより効果的です。まして変額型ですから受取時の楽しみも大きくなります。近年、こうした商品が銀行でも購入できるようになり、我々にとっても非常に身近なものになりつつあります。
さて、円建てで個人年金保険に加入しておられる方は、変額型かつ外貨建ての個人年金保険にシフトされてはいかがでしょうか。中でもオーストラリアドルで運用されるタイプが最も利回りも大きく、将来の楽しみがあります。また、外国為替相場の状況によっては、満期時にはとりあえずオーストラリアドルのまま口座に入れておき、その後レートが有利になった時点で日本円に換えればよいのです。
個人年金保険は、一括で受け取るか毎月少しずつ受け取るかいずれかを選べるようになっていることが多いです。そこで一括して金額を受け取り、それを元手にして外貨建ての変額個人年金保険を購入するのも悪くはありません。特に今なら、かなりの円高状態にありますので、このまま円安に向かおうとしている状況下では早めに決断する方がよいと思います。そして満期を迎えたら、年金として受け取るのではなく、一括で受け取り、それをまた元手として別の金融商品を購入し、老後に備えるのです。少しでも安心できる老後に向けた対策の一環としていかがでしょうか。

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